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鳥海山の大自然の中で育つ黒毛和牛

一般に売られている黒毛和牛と違い
​放牧を10年以上経験した母牛を「放牧経産牛」と名付け
全国では1%未満しか流通していません。
また世界一美味しい牛肉は14年育った牛と言われており(※)
放牧経産牛はそれに匹敵する牛肉で
年齢を重ねた牛にしか出せない深くて濃いお肉の味を楽しめます。


自然に生きる牛本来の野性的な味わい。
ここでしか買えない特別な牛肉、是非ご賞味ください。
​​放牧経産牛とは」

ブログでは日々の農作業の事や自分の考え、牛の事など載せていますので
​そちらも御覧ください!

 

​※映画「ステーキ・レヴォリューション」より

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​放牧場に自ら駆け上がる上がる牛

我が家は毎年5月になると放牧を開始します。

 

放牧場から牛舎までの距離は約6キロ。

この長い道のりを牛たちは迷わず自分たちだけで歩き、秋には自ら帰ってきます。

 

なぜ迷わないのかというと

放牧場までの道を覚えているリーダー牛が先頭を走り、それに若い牛がついて行き、道を教わる。

そしてその若い牛たちまた次の世代に伝えられていく。

この流れが30年以上続いているのです。

牛は放牧地も牛舎も自分たちの居場所だと認識しています。

牛と人が作り上げた伝統。

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​放牧経産牛が暮らす「上の山放牧場」

 

​秋田県にかほ市の最南端に位置する鳥海山。

日本百名山、日本百景のひとつに選ばれており、山頂から海まで16キロという日本でも数少ない地形の特徴から、山全体が国定公園にも選ばれています。

また日本の地質百選にも選ばれていることから多種多様な植物、動物が生息する自然豊かな土地です。

この鳥海山の麓、標高500mに牛を放牧しているのが

「上の山放牧場」、面積は東京ドーム約13個分。

ここでは40年以上も前から無肥料無農薬、自然の植生を生かした循環の中、牛を放牧してきました。夜は満点の星空が見れるほど空気が済んでおり、牛もその環境で生活をしています。

また放牧場には鳥海山に降った雨が年月をかけ​、幾つもの天然フィルターで研ぎ澄まされたミネラル豊富な水が流れ、

それが牛の健康、そして牛肉にも溶け込み、唯一無二の美味しさにつながっています

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放牧経産牛

​放牧経産牛とは放牧して子を生み育てる母牛の事

我が家では10年以上育った牛に限り

お肉として​販売しています​​

※経産牛は1頭でも産むとそう呼ばれ

3~10歳以上と幅が広く肉質も違います。

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​放牧場中央にそびえ立つ鳥海山

牧場自慢の景色の1つ

鳥海山がここまで近くに見れる放牧場は限られています。牛達もこの景色を見ながら育っています。

​​豊かな大自然

​一般的な牛が穀物を与えて育てるのに対し、

​放牧経産牛は多種多様な青草を自由に食べて育っており、放牧した牛にしか出せない旨味や

豊富な栄養素が溶け込んでいます。

​​

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「放牧経産牛肉」

黒毛和牛は霜降りだけじゃない、
噛むほどに肉汁がでてくる赤身の黒毛和牛

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10年以上育った牛にしか出せない、お肉本来の濃い味。
牧草を食べた牛にしか出せない、草の甘みが溶け込んだ
あっさりした脂肪。

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​お客様の声

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を届けるということ|上の山放牧場」
 

​今回販売する牛

​放牧経産牛「やまてる」

この度は放牧経産牛「やまてる」の肉をお買い求め頂き誠にありがとうございます

「やまてる」は我が家で母牛として活躍し、11年間生き抜いた牛です。

​「やまてる」がどういう牛でどういう生い立ちだったのか詳しくは下記リンク

​より読んでみてください

「​やまてる」について詳しく」

またインスタグラム、ツイッターには「やまてる」の生い立ちや

​お肉の特徴など投稿しているのでぜひ御覧ください。

​「#放牧経産牛 #やまてる」で検索

 

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​お肉について

放牧経産牛は一般に売られている牛肉より

全体的に硬さが目立つお肉です。

​ですので、高齢者の方やお子様は気をつけてお召し上がりください。

 

硬いお肉は一見デメリットに感じられますが​、

それは噛む余地を生み出し噛めば噛むほど

濃い肉の味を引きだせる事にも繋がっています。

 

また牛肉は14部位に分かれており

同じ牛の肉でも部位ごとに

味の濃さ、硬さ、肉質など違います。

特に放牧経産牛はその特徴が色濃く出ています。

 

そうは言っても14種類って多いという方に

簡単に牛の体を上下前後4つに分けて考えると良いです。

 

・前(肩側)は部位ごとの個性が強い赤身肉。香ばしい味わいが特徴

 

・上(背中側)は肉質もよく柔らかい最高部位。ステーキにベスト

 

・後(モモ側)は一番肉がとれ、赤身でローストビーフや焼肉に最適​

 

・下(ハラ側)は肉質は荒いが味付けの濃い料理にはもってこい

お肉の取り扱い

販売するお肉は全て真空パック包装で冷凍でお届けします。

​解凍で一番重要なのは

ドリップ(肉汁)を出さないこと!

ドリップが出ることで旨味がにげて、さらに肉が硬くなってしまいます。

​ここでは守って欲しい解凍方法を紹介します。

お肉は自然解凍で

自然解凍とはお肉に急激な温度変化をさせずに解凍する方法です

やり方は簡単。2つ方法があります。

1つ目

氷水の中に真空パックのままお肉を30分程​入れてください。ポイントは完全解凍よりもお肉を触って少し硬いぐらいが丁度いいです(半解凍)

ウチでは全てこの方法で食べています。

2つ目

食べる前日に真空パックのまま冷蔵庫に移し一晩置いてください。

これは基本的な方法で半解凍の状態が良いです。

・お肉を焼く前に

解凍後、焼肉で食べる時は焼く前に真空パックから出して

5~10分ほど室温に置いてから焼いてください。

冷たいお肉を急に加熱するとフライパンとの温度差で

お肉が硬くなってしまうからです。

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※室温解凍、電子レンジ解凍は

​ドリップが大量に出るのでオススメしません

Hello

​生産者

​渡邊 強

1999年1月18日生まれ

高校卒業後、2年間和牛農家へ研修。

その後家業である和牛の繁殖農家を継ぐ。

幼い頃から飼料を外国に依存しない牛肉を目指し、

2021年に放牧を活かして生産した流通量1%未満の

「放牧経産牛肉」の販売を始める。​趣味:弓道

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